株式の譲渡はどんな形で継承される?
2023.01.20株式の譲渡は経営者の年齢的なものも考えて、生前贈与や相続が行われるケースが多くあります。
既存の経営者が後継者に対して無償で自社の株式を譲り渡す形になります。
贈与者の意思を反映し、贈与契約書を作成し譲渡が完了します。
生前贈与も相続も親族内で継承するときによく行われる形式です。
当然のことながら後継者は相続税が課税されます。
また、親族内以外でも社内の従業員から経営者としてふさわしいと判断される人物に引き継ぐこともあります。
ただ、それ以外にも普通に売買として株式を譲渡するケースもあります。
株式と引換えに金銭等の受け取りで行う形ですので、親族ではなく、第3者に事業継承してもらいたい時に行われる方式です。
M&Aで外から事業継承するのに相応しい会社を探して行うケースもあります。
株式を譲渡する場合は承認請求を行い、承認機関の承認を経て、締結となります。
承認機関とは取締役会や株主総会での承認のことです。
承認を経て、株式譲渡契約を結び売買に移ります。
その際に支払額や支払方法、支払日、契約解除条項なども盛り込んで具体的な締結を行います。
株式譲渡に関する詳しい手続きが知りたい方はCONFIANCEにご相談ください。